ハゲタカ

NHK総合 土曜ドラマ「ハゲタカ」
ここには特に書いてこなかったが、第一回を除いては毎週見ていたのがこのハゲタカだ。ことの発端はたまたま久しぶりに見たNHKのサイトで見たバナー広告だった。これを見つけられなかったらこの作品を知らないままだっただろう。第一回放送の時はまださほど関心がなくて全部見ようとしなかったのだが、それが最初にして最大のミスだった。
ストーリーとしては最近どこぞで聞いたような話が大きく出てくる。サンデートイズはよくあるオーナー経営会社の末路だし、大空電機はまるで松下電器を思わせるような感じだ。ただ実際には松下電器中村邦夫氏によって見事再生されたことによって、「希代のカリスマに支えられてきた総合電機会社」という思い切った設定が生まれたような気がする。それと大空電機を巡るTOB合戦、そのTOB合戦を演じた新鋭ベンチャー企業。これはもうライブドア意識しすぎw TOB成功後に粉飾決済で東京地検による捜査が入るとか、ライブドアに対する当てつけか?w まあ堀江嫌いだけど。
最後の方は「どう終わるのかな?」というのが気になったが、いざ最後の場面を迎えるとなんで想像つかなかったのか不思議なぐらい納得がいった。話としてはまあ無茶もあったろうけど、こういう話は好きだなあ。
それと、鷲津役を演じた大森さんは以前映画を見た時*1から注目していたので、今回大きな注目を集めることになったのが何か嬉しかったり。